今の時代、家族のつながりが無くなっているように感じます。
お盆が来ると、つくづく昔と違うなと思います。
主力産業の農業・漁業が、時代と共に変わり生活感が無くなっていて、
地元は、若い人が町の方に出ていき年配の方ばかりが住んでいます。
そのため子供がいない寂しい田舎となり、あと10年も経つと
どうなるか考えると寂しくなります。
若い人が家を出たら、その子供(孫)は故郷がありません。
実家は「お父さん」の家です。
世代を繋いでいかないと故郷は存続しません。
お盆に故郷に帰って来て盆踊りに参加する人も少ない。
この時代の変化で家族という繋がりが薄れてきているのでしょう。
インターネットが普及して、時代の移り変わりが激しく
この時代の速さに年寄りが付いていける訳がありません。
家族という考えを日本人としてずっと繋げていきたいと思います。
私は、会社を経営して23年になります。
自分ひとりで始めた会社が今では二人の息子と30名の
スタッフの人に囲まれて仕事をしています。
ここまでになれたのも、この田舎で育った風習と、
家族の繋がりの考えがあったお陰ではないかと思います。
働くスタッフも地域の人で学校・家の用事などがあったら優先させています。
この地域、
家族があって本当の商売がうまれるのです。
これからも地域に根ざして商いをして
行きたいです。