会社を経営するにあたって、お客様の感動が評価基準になると思っています。
売上目標やノルマをなくして、お客様に感動を与える仕事をして下さいと指導すると、頑張れるようになって、自然と売上げもアップしていきます。
逆に、一千万円の売上目標を達成しないと給料をカットすると言われたら、
社員は、
・「目標達成のために必死に売ろうとする人」
・「数字合わせのために不正を働く人」
・「最初からやる気をなくして給料カットを受け入れる人」
の三つにわかれます。
そうした三つの選択肢に追い込み強いプレッシャーをかけ数字を動機にして働かせようとすること自体が、社員の心や組織をおかしくする本末転倒もはなはだしいことになります。
本来、会社という組織は皆が仲間として信頼し合って働き、
お客様や取引先を含めて皆が幸せになるために先人が考え出した仕組みなのです。
それを会社が人を追い詰めるような存在になってしまってどうしますか。
綺麗事かもしれませんが、
経営者が「自分さえ儲かればいい」「代わりはなんぼでもいる」ではなく、
経営を大前提に人の幸せを据えその実現を真剣に目指していけば世の中は豊かで素晴らしくなる。
そんな考えで彩花は経営を目指しています。