今の時代、家族の繋がりが薄くなっているように感じます。
お盆が来るとつくづく昔と違うなと思います。
主力産業である農業などの地域産業が時代と共に変わり、
生活感が無くなっていて、地元は若い人が街に出ていき、
年配の方ばかりの人口になっています。
そのため子供がいない寂しい田舎となっており、
あと10年経つとどうなるのかを考えると悲しくなります。
継承する子供が実家を離れたら、その子供(孫)は故郷がありません。
実家は「お父さん」の家です。世代を繋いでいかないと故郷は存続しません。
お盆に故郷に帰ってきて盆踊りに参加する人も少ない、
この時代の変化に家族という繋がりが薄れてきていると感じます。
時代の移り変わりの速さに年寄りがついていける訳がありません。
家族という考えを日本人としてずっと繋げていきたいものです。
私は会社を経営して28年になります。
自分ひとりではじめた会社が、今では25名のスタッフに囲まれて仕事をしています。
ここまでこれたのも田舎で育った風習と、
家族の繋がりの考えがあったおかげではないかと思います。
スタッフも、学校や家の用事などは優先してもらい、
家族を大切にして時代を繋いでいってもらいたいと思っています。