日本のカード人口が他国より少ない理由ですが・・・
現在、世界の企業で創業200年以上は約5600社あります。
そのうち半数以上の約3100社が日本の企業です。
しかも世界に12社しか存在しない創業1000年超え企業も9社が日本国内にあるのです。
企業創立しても短命に終わる企業が多いのですが、
日本は1000年を超える企業がどうして生まれたのでしょうか?
昔、近江商人・大阪商人・江戸商人など一つの商売が日本に生まれました。
日本人が「信用を大事に考える」ことから、長く続く企業が生まれたのではないでしょうか。
昔、家に通い帳というものがあり、柱にぶら下がっていました。
他の国では考えられない作法でしょう。
このやりとりでお互いに顔を合わせて信用を深めていたのだと思います。
世界のカード人口が増えるなか、日本のカード人口が少ないのは
この信用からの商いではないかと思います。
カード社会になっても、このような日本の昔ながらの信用される仕事を大事にしていきたいものです。
※通い帳・・・掛け買い(後日払い)の月日や品目、金額などを記入しておき、
のちの支払いの時の覚えとする帳簿のこと