灯台下暗しという諺があります。
灯台は燭台のことです。
燭台は周囲を明るく照らしますが、
その直下は影になって暗いことから、
「人は身近なことに気がつかない」ことを意味します。
会社の同僚など、身近な人のことをよく知っているつもりが、
実はわかっていなかったという経験はあるものです。
(あの人、きっと好き嫌いない)と決めつけると、
相手のことをわかっているような感覚に陥ります。
それにより、自分に都合のよいように想像してしまい、
相手を誤解して、対人関係にも問題が発してしまうこともあります。
こうしたことを防ぐには、思い込みをすてることです。
そのためには、先入観にとらわれず、ありのままの相手をみることが大切です。
表情や行動などから相手を知ろうとするうちに、
今までしらなかった考え方や仕事への取り組み方が見えてくるのです。
その上で、自分は相手とどのように付き合えばいいかがわかってくるのです。