自分の置かれている状況にとって、
何がプラスで何がマイナスかを明確に意識するようになる。
興味深いのは、異なる伝統を受け継ぐ家庭や
文化の中で育ったために、社会的・道徳的に異なる
価値観を持つ人は、同じ出来事に対して
まったく正反対の受け止め方をするということである。
このことから、どのような物事もそれ自体はよくも悪くも、かく中立だということがわかる。
よく見えるもの、悪く見えるものも中にはあるが、
それは私たちがそのような見方を選んでいるからにすぎない。
私たちはある種の出来事がマイナスの要素を含んでいたり不快だったりすると、
その信念を裏づける根拠を探し求める。
その反対に、プラスの要素を含んでいたり楽しかったりすると、
今度はその信念を裏づける根拠を探し求める。
いづれの場合でも自分でも信念が正しいことを裏づける「根拠」が見つかる。
要するに、自分が探し求めているものはたいてい見つかるということなのだ。
自分がふだん不快に感じている状況に対して新鮮な解釈をすることが
非常に需要なのは、まさにそういった理由による。
自分が置かれている状況をプラスに解釈すれば、
楽しい結果が得られる可能性が高くなる。
もちろん、そうしたからといって不快な状況がなくなるわけではないが、
不快な状況からでもプラスになるものが得られることがわかれば、
不快な状況を受け入れやすくなる。
2015/01/03
ハウスクリーニング 福岡