第一に、成果を上げるには、進むべき道を見捉えなければなりません。
これを組織のミッションといいます。
ミッションは追求し続けるものです。
第二に、目を向けるのがビジョンです。
ビジョンとは期限つきの到達点であり、
そのイメージを鮮明化させればさせるほど、
たどり着く可能性に分割することができます。
ただし、ミッション、ビジョン、目標はすべて組織の言語であり、
そのままでは顧客に伝わりません。
顧客の言語に置き換えなければなりません。
そのためにには、顧客の立場でもの見たり、
考えたりできるようになる必要があります。
これは、組織の中についても同じです。
ミッション、ビジョン、目標の何を見ているか、
どのくらい理解しているかは、人によって異なります。
上司や部下、同僚の目線は、どうでしょうか。
自分の目線で見えるものについても、曖昧なままにしておかず、
「貢献の形とは」「貢献のタイミングとは」「具体的な貢献方法は」
といった具合に、常に具体化しましょう。
日常の忙しいさの中では、つい、目線を手元に行きがちです。
顔を上げ、まわりの仲間に問い、窓を開け、外にいる顧客に問いかける。
そんな行動が、真の成果と貢献を思い出させてくれます。
