農民は、作物を得るために畑を耕します。
そして、種を蒔き花が開いて実を結ぶのを待ちます。
畑を耕すということは重労働です。
ところが、そのためにどれだけ汗を出しても、
そのための報酬というものはありません。
農民は、自分のためにではなく、作物のために働いたのです。
しかし、その作物の種を蒔けば、作物は太陽の光を受けて成長し、
実を結んで、農民にそれを与えます。
与えたら、必ず与えられる・・・これが「代償の法則」です。
そして、もう一つの法則が働きます。
農民が大地に与えたものは一粒の種であっても、
大地から与えられる時は数十倍、数百倍になっています。
それが「利益増加の法則」です。
※この「代償の法則」と「利益増加の法則」は仕事でも同じなのです。
与えたら必ず、それ以上の代価が返ってくるのです。