チームワークに欠かせないのは、
コミュニケーションというインフラです。
その中心を流れる重要な情報は2週類あります。
第一に、自他も強みやワークスタイル、
得意な分野、弱みや不得意分野などが挙げられます。
信頼と予見できることだと言います。
「この点はある人からアドバイスをもらえるはずだ」
という期待です。
こうして他人を知っていることで、
自然発生的に役割が生まれます。
いちいち誰が何を知っているかを聞きながら
仕事をしなくてもいい環境をいかにつくるか。
そこで各人の貢献の形が自ずと決まってくるのです。
第二に、共通のミッションと目標に関するものです。
果たすべき個々の貢献は、
ミッションと目標の延長線上にあります。
自らの貢献を明確にするには、
ミッションに関する共通の理解が不可欠です。
また、「何をいつまでに」という目標を共有できなければ、
成果は上がりません。
これらの情報がうまく流れると、
個人の貢献が束となり、組織の成果につながります。
単に完結した個人が集まるグループの成果は足し算で終わりますが、
相互補完しあうチームの成果は掛け算になるのです。
