入院日記から

9/21(月曜日)に地域の敬老会に参加して帰宅後、
お腹に痛みが走り、痛いなか、救急病院に行きました。
診察するとこの病院では処置が出来ないということで、
救急車で医療センター(百道)に運びこまれました。
救急車で運び込まれたときは、どうなるか不安な心と、
口で言い表せない痛みでした(こんな痛みは初めて)・・・。
入院したものの、 検査が中々前に進まず、検査を3回も行いました。
初回は、絶食1週間で点滴のみで生きてました。
1回目2時間→2回目3時間→3回目4時間と大変な検査でした。
その結果は、お陰様で胆石も腫瘍もなく19日間の入院ですみました。
病名は胆管炎です。
まさか、こんな入院になろうとは、
今まで胆のうに痛みの兆候はなかったのに、 60歳の還暦を迎えて、
今後、健康に気をつけて生活をしないといけないと反省しました。
それと、入院して思ったことは、沢山の病気の方がおられるということ。
しかし、癌であろうが何であろうが結果が出たら、
前向きに戦う患者さんの姿を見て勇気を頂きました。
健康な生活をしていたら、甘えた人生になっているなとも思いました。
仕事や人生に於いても、その結果から逃げたらいけない、
波に向かって進めば必ず道は拓ける・・・そのことを学びました。
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そして、病院食がとても美味しかったということです。
健康な身体だったら、まずいと思う内容の食事かもしれませんが、
絶食を7日間+1日+2日間=10日間あり、食べられない状況から
食べられるという幸せを感じました。
また、病院食から解放されて普通食を食べた時、
食べられることの有難みをしみじみと感じました。
いかに、普段美味しいものを食べて贅沢になれてしまっているかです。
食べられることの幸せを心に刻みながら今後生きて行きます。
 
※医療センターで気づいたこと
医師や看護師さんの患者さんに対する対応がとても良かったこと。
看護師さんは挨拶・笑顔から入って来て、コミュニケーションを身につけて
それが自分の仕事の喜びとなり、チームワークに繋がっていると感じました。
又、婦長さんは黒子になりサポートするポイントを知ってあるようです。
医師は的確に検査の結果をベッドまで来て声をかけて気持ちを和らげて
患者さんの心を安心させている。(仕事ではお客様訪問と同じ)
そういうことで、特に感じたことは、病院もサービス業であること。
そして、患者さんを通じて診療のレベルアップを測っていること。
また、院内の清掃が行き届いている、
特にシーツ変えなどは2名で患者さんとコミュニケーションをはかり
素早くする姿に感動を覚えました。
 
※患者さん同士のコミュニケーションについては、
最初は、病気の結果が心配で、自分のベッドにテレビや本など読んで
じっとしているが検査の結果がでたら、癌であろうが、
とにかく、早く治そうという気持ちが湧いてきて。
そして、皆で見るテレビの部屋に集まってくるのです。
それぞれ、声をかけるのでもなく、名前を覚えるのでもなく、知らないうちに、
心が通い合うようになる、そして、皆で見るテレビの部屋に集まることが
心の癒しになり、何かわからないうちに関係が生まれる・・・
戦友でなく→病友というか、同じ病気で戦っているということでしょう。
病友が何人か出来、帰りにはエレベーターまで送って頂くという関係にまでなり・・・
今後仕事して行く中でも、このことを教えて行くことが大事だなと思いました。
19日間の入院で、普段の健康な時には経験できない学びを味わいました。
神様が、休養と勉強の場を与えてくださった今回の入院だったかもしれません!!
 
入院中は、色々な方にご迷惑をおかけしました。
本当にありがとうございました
 
2015/10/14